社長コラム 社長 岡田学が倉敷化工の「今」と「未来」を語る

第3回 健康経営

2016年7月22日

倉敷化工株式会社 代表取締役社長 岡田 学

皆さん、ホームページの社長コラムに弊社の「社員採用事情」を2回連続で掲載しましたがいかがでしたでしょうか? 今回は弊社の「健康経営」を紹介します。特に、中高年の方に読んでいただければ幸いです。

弊社では今期から「健康増進プログラム」を開始しました。全社的なウォーキングだけでなく、社員全員が健康に関しての「個人目標管理シート」を業務同様に作成して健康増進を推進しています。私はウォーキングと食事管理に努めています。

先月6月に経済産業省ヘルスケア産業課による「健康経営」の講演を拝聴しました。その中で、以下のような非常にショッキングなデータを知り驚いています。

  • 1.現在、国民医療費40兆円、介護保険給付費10兆円の合計50兆円が1年間で使われているが、これが10年後の2025年には合計で約80兆円を超える。
  • 2.医療費の80%は高齢者を中心に全国民の20%の人が使っている。また男性の平均寿命は81歳であるが、健康寿命(介護不要)は71歳でその差の不健康寿命約10年に多額の医療費を必要とする。(年間70万円、10年間で700万円)

いかがですか? 将来が怖いですね。この状態が続けば健康保険組合は維持できない訳で、各自の医療費負担率を上げざるを得ないでしょう。また、例えば喫煙者の医療保険負担率を高くするなど、自動車保険と同じように責任に応じて負担比率が上げられるかも知れません。現に最近の新聞に、健康状態に応じて保険料が変わる医療保険が導入されるとの記事がありました。健康診断が実年齢より10歳若いと判定されると保険料が2-4割程安くなると想定しているそうです。逆に実年齢より「年上」だと保険料は高くなります。

高齢で年金しか収入のない状態で、医療負担率が上がれば生活に困窮することになります。71歳から81歳の不健康寿命期間(介護要)にかかる費用700万円を現役時代に貯蓄しておかねばなりません。

一方、朗報もあります。90歳まで健康状態で、俗に言われる「ピンピンコロリ」で医療・介護に無縁な高齢者が約11%います。この方々は若い頃から健康に留意してきた方です。よって、普段から健康に留意して、高齢者になってからの不健康寿命期間を短くして医療費を削減することです。

また、若くて健康な方でも自分のご両親の介護が将来の課題となります。ご両親の不健康寿命期間を短くするようにご両親の健康増進にも配慮が大切ですね。

会社としても各自の「健康増進プログラム」だけでなく、全社的に「健康経営」を掲げて具体的な施策を充実していく所存です。引き続き次号をお楽しみにして下さい。

過去の一覧に戻る
最新コラムを見る