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倉敷化工 技術用語集

ふりがな用語解説
あーるえすえるめんしんしすてむ RSL免震システム 免震構造の1つとして、Rubber(ゴム)、Steel(鉄)、Lead(鉛)を組合せたシステムのこと。 各装置(部材)を建築物に応じて配置(自由設計が可能)できるため、信頼性が高く固有周期も伸ばせるシステム。
あいそれーたー アイソレーター 振動を絶縁するための部材・装置・機構などのこと。 建物を支持する免震積層ゴムを意味する場合が多いが、除振テーブルや振動機器の支持部材を表すこともある。
あっしゅくえいきゅうひずみ 圧縮永久歪み 圧縮永久歪みとはゴム材料の加熱圧縮による永久歪みのことをいい、この値が小さいほど長時間圧縮したときに復元する力が高いことを表す。 JIS K 6262 の規格に準拠された試験により評価することができる。
えすあいたんい SI単位 国際度量衡委員会が1960年に「すべての国が採用しうる一つの実用的な単位制度」として決定したのが『国際単位系』と呼ばれるもので、世界的にSIと呼ばれている。 国際単位系は、7個の基本単位、2個の補助単位、およびそれから組立られる組立単位(以上をSI単位と呼ぶ)ならびにそれらの10の整数乗倍からなる。
えすてぃーえふえふ StFF 制振ステージフィードフォアードのこと。ランダムなばね上のステージの動きを感知して制御する。
えふえふきーぷせいぎょ FFKEAP制御ばね上にステージなどの繰り返し加振源があるとき、KEAP制御の外乱推定機能と学習機能を用いて外乱を推定し、ステージの動きに合わせてアクチュエータをフィードフォワード制御することで、ばね上の揺れを打ち消す制御方法。
えふえふてぃ FFT FFTとは、高速フーリエ変換(Fast Fourier Transform)の略称。 フーリエ変換を行うことにより、音や振動の持つ波形が、どのような周波数と振幅を持つ波形の合成で成り立っているかを知ること(スペクトル分析)ができる。
おうとうかそくどばいりつ 応答加速度倍率 免震建物の床の加速度と基礎の加速度の比。
かしんげん 加振源 ポンプ、モータなど振動を発生させる原因となるもの。
かそくど 加速度 単位時間あたりの速度の変化量。
かちょうおん 可聴音 人の耳で聴くことが可能な特定周波数(20Hzから個人差はあるが15000ないし20000Hz程度)の音。
かりゅうせいけい 加硫成形 未加硫ゴムを目的とするの形に加工し、一定時間、加熱・加圧させることにより弾性特性を有する加硫ゴム体にすること。
かんさんけいすう 換算係数 任意硬度のゴム製品のばね定数および許容荷重を簡易計算するために、60度の硬さを基準にして掛け合わせる係数のこと。
かんせいしつりょう 慣性質量 ある物体に外力が作用したとき加速度運動が起こるが、外力/加速度で求められるその物体固有の量。
きゅうおん 吸音 音を反射させないで吸収すること。
きょうしん 共振 加振振動数と防振材の固有振動数が一致した状態をいい、振動伝達率が無限大(減衰ゼロの場合)となる。
きょようかじゅう 許容荷重 製品がその目的用途で実際に用いられるときに、破壊を起こさず、安全に使えるために許容できる最大の荷重の値。
きょようたわみ 許容たわみ 製品がその目的用途で実際に用いられるときに、破壊を起こさず、安全に使えるために許容できる最大の変形量。
くうきでんぱおん 空気伝搬音 空気だけを媒体として伝わる音。
げんすい 減衰 運動エネルギーが減少すること。振動の場合、多くは熱エネルギーに変換される。
ごうたい 剛体 まったく変形しない硬い物体。
こうど 硬度 ゴム表面の硬さ。JIS K 6253に定められている仕様を満足する硬度計により測定する。 「ゴム硬度」とも呼ばれる。
こたいおん 固体音 固体伝搬音(こたいでんぱおん)参照。
こたいでんぱおん 固体伝搬音 建物の床や壁などの構造体に直接振動や衝撃が与えられ、この振動が構造体(固体)を媒体として伝わり、構造体に接する空気を振動させて音になったもの。 「固体音」とも呼ばれる。
ごむこうど ゴム硬度 硬度(こうど)参照。
ごむはいごう ゴム配合 ゴム製品に要求される性能を満足するために原料ゴムに添加するポリマー(生ゴム)や可塑剤、その他、薬品の分量のこと。
こゆうしゅうき 固有周期 固有振動数の逆数のこと。物体が自由振動するときの一往復に要する時間。
さんじくあっしゅくりょく 3軸圧縮力 材料力学で物体の中の応力は最大、中間、最小の互いに直交する3軸応力が生ずるが、そのいずれもが圧縮応力になる状態。 あたかも静水圧がかかったような安定な状態。
しじかじゅう 支持荷重 防振したい機器に防振ゴム・装置を設置したときに、その防振ゴム・装置が支える荷重のこと。
じしんは 地震波 地震によって地中を伝わる波。 振動の伝わり方によってP波、S波、表面波などがある。
しゃおん 遮音 音を透過させないこと。
おうりょくしゅうちゅう 応力集中 丸棒や四角い板材などの単純な形状の部品であれば,部品の内部には一様な応力が加わる。 しかし,部品に溝,穴,段違い部などがあると,局部的に高い応力が加わる。 これを応力集中という。
じゆうど 自由度 自由に運動できる方向の数。 三次元空間における一つの剛体は、前後・左右・上下の三方向と各方向を軸とする回転の六つの自由度がある。
しゅうはすう 周波数 一秒間に繰り返される振動の回数。
じゅうりょくたんい 重力単位 基本単位として質量の単位の代わりに重量(力)の単位を含む単位である。 重力単位での力の単位は、単位質量にかかる重力として定義され、その質量の単位名称の前に「重量(じゅうりょう)」をつけるか、後に「重(じゅう)」をつけて単位名称とする。 現在はSI単位が一般的となり、重力単位は使われなくなっている。
しょうおん 消音 音を吸音させたり、打ち消しあったりすることで、音のエネルギーを減らすこと。
じょしん 除振 測定装置、半導体装置など外部からの振動の影響を受ける機器に対して、やわらかいばねなどで支持することにより、機器に伝わる力(加速度)を小さくすること。
しんどうかそくどれべる 振動加速度レベル 振動の物理的なエネルギーの大きさを示す量であり、単位はデシベル(dB)である。
しんどうすう 振動数 振動現象が単位時間当たり(通常は1秒間)に繰り返される回数をいう。 周波数ともいう。
しんどうでんたつりつ 振動伝達率 機器を弾性支持したとき、防振材をへて基礎に伝達される力と、機器が発生する加振力との比をいう。
しんぷく 振幅 物体が振動しているときの、振動の中心から最大変位までの距離。 振動の幅の半分。
すいへいごうせい 水平剛性 水平方向のばね定数。
せいどうひ 静動比 加硫ゴムは動的な加振状態では力は変位との位相のずれが生じる。 その際の力は変位と同位相成分と90度位相がずれた成分に分解できる。 (力の同位相成分の最大値)/(変位の最大値)を動的(貯蔵)ばね定数といい、さらに動的ばね定数と静的ばね定数の比を静動比という。
一方、(力の最大値)/(変位の最大値)を絶対ばね定数といい、絶対ばね定数と静的ばね定数の比を静動比という場合もある。
せきそうこうぞう 積層構造 2つ(複数)の異なる材質を交互(一定の順序で)に積み重ねた構造のこと。
せきそうごむあいそれーたー 積層ゴムアイソレーター 免震建物に使用される薄いゴムと鋼板を積層したゴム。 鉛直方向には硬いため建築物を支える機能を持ち、水平方向にはその軟らさによって地震力を低減させる効果がある。
せんだんだんせいりつ せん断弾性率 弾性率は変形にしにくさを表す物性値で「弾性率=応力÷ひずみ」で表される。 応力は単位断面積当たりの荷重、ひずみは単位長さ当たりの伸び。 荷重の方向が引張であれば引張弾性率と呼び、荷重の方向がせん断であればせん断弾性率と呼ぶ。
そうおん 騒音 人が感じる不快な騒がしい音。 環境基本法で公害として指定されている。 測定機器などに悪影響を与える音も騒音と定義される場合がある。
そんしつけいすう 損失係数 上項において、(力の90度位相進み成分の最大値)/(変位の最大値)を損失ばね定数という。 そして(損失ばね定数)/(貯蔵ばね定数)を損失係数といいtanδで表す。 変形する際に材料がどのくらいエネルギーを吸収するか(熱に変える)を示しており、測定は動的粘弾性測定装置で行う。
たいしん 耐震 地震でも壊れないもしくは、最低限の崩壊で安全が確保されること。
だんせいたい 弾性体 力を加えればその力の大きさに比例して変形し、力を加えるのをやめれば元の形に戻る物体のことであり、振動を絶縁する目的によく使用される。
とうかおん 透過音 壁に音が衝突すると、音が反射したり、壁に吸い込まれて吸収される。 最後に壁を通過した音が透過音である。
ろっきんぐ ロッキング 剛体の振動モードのひとつで、水平振動と回転振動が連成して船のように揺れる現象。
にじけいじょうけいすう 二次形状係数 積層ゴムの直径を全ゴムの層厚で除した値で定義され、積層ゴムの扁平度合いを表す。 式では、(積層ゴムの直径)/(積層ゴムのゴム総厚)となる。
ばねじょうすう ばね定数 防振材を、単位長さだけ変形させるのに必要な力をいう。 「ばねていすう」とも呼ばれる。
はんぱつだんせい 反発弾性 物体の衝突時に、材料が吸収するエネルギーを表す指標であり、試験片に、打撃端が球面である振子を所定の衝突質量、所定の衝突速度で衝突させたときの、与えたエネルギーに対する戻りのエネルギーの比をいう。
ひすてりしす ヒステリシス 防振ゴムなどの荷重−たわみ特性において、載荷過程と除荷過程で異なる値を取り、1サイクルの載荷過程でエネルギーを消費する現象。
ひずみ 歪み ひずみ(歪み、strain)とは、材料工学において、材料の形状変化のことを言う。 垂直に変化するひずみを垂直ひずみ、せん断に起きるひずみをせん断ひずみという。 歪みは記号εで表記される。 材料はどのようなものであれ荷重を受け、材料内に応力が発生する。 このとき、材料には応力によって形状が変化する。
ふぃーどばっく フィードバック ばね上の物体の振動をセンサーが感知して、送られてきた信号により目標値の誤差を求め、そのデータをもとにコントローラーがアクチュエータを作動し、目標値の値に近ずける制御のこと。
ぶるーむ ブルーム(ブルーミング) ゴムに配合された薬品が、ゴム表面に析出し粉がふいたように結晶化し、被覆する現象をブルーム(ブルーミング)という。
へたり へたり ゴムが長期間荷重を受けることで圧縮変形が進行すること。 クリープともいう。
べんちたいきゅうしけん ベンチ耐久試験 試験機を用いて、ベンチ(卓上)で行う耐久試験のこと。 実機耐久試験に対する対義語。
ぼうおん 防音 騒音を防ぐことで、遮音・消音・吸音などの方法がある。
ぼうしん 防振 振動源から発生する振動を外部に伝えないようにすること。 振動している機械などを弾性体で支持して、外部と絶縁することによってなされる。
ぼうしんけいさん 防振計算 防振材の固有振動数が目標値を満足しているか、建築的、設備的に問題が生じないかを確認するための計算。
めんあつ 面圧 積層ゴムなどのアイソレーターに作用する軸力(鉛直荷重)を受圧面積にて除した鉛直方向の平均応力度。
めんしん 免震 地盤と建物の間に水平方向に柔らかい積層ゴムを設置し地震時の揺れを直接建物に伝えないことで、建物・内部収容物・設備機器・配管などを包括的に守ることができる構造のこと。
もーど モード ある物体の持つ固有の振動形態。
ゆれどめ 揺れ止め 強風など外部力が加えられた時に必要以上に傾くのを防ぐ物。
ようゆうあえんめっき 溶融亜鉛めっき 錆びや腐食を防止するために、鋼材を溶かした亜鉛に浸し、表面に亜鉛の皮膜を作ったもの。
れんせい 連成 ある自由度の方向に力が働いたとき、他の自由度の運動が生じる現象。

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